Qooboの軌跡:添い寝クッションが今のコンセプトに至るまで
この記事をご覧の皆さんはQooboをご存知でしょうか?

このロボットは、元々ユカイ工学で年に1回開催しているメイカソンの中で生まれた製品なのです。
なでると尻尾をふりふり。顔も脚もない尻尾つきクッション『Qoobo』がこんなにかわいいなんて!【ロボットペットと暮らす】(livedoor NEWS 2018/3/23)

メイカソンでの発表当初は、「一人寝の寂しい単身者」や「ペットと寝たいけど飼えないひと」の為に添い寝できるクッションというコンセプトがあり、しっぽの生えたクッションの原型をすでに作られていました。

デザイナーの「ペットと一緒に寝たら気持ちいいのに!」という妄想を、メカやソフトウェアのエンジニアが具現化し、プロトタイプはすでに出来上がっていました。
それから、社内外の様々な方の協力をえながら、コンセプトが次第に洗練され、自社製品としての開発が進んでいきました。

2017年10月初旬にCEATECでQooboをお披露目することに。
癒やしを求めるすべての人に。クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」を発表 CEATEC JAPAN 2017に出展(PRTIMES 2017/10/2)
すると、沢山の反響が生まれ、CEATECのSpecial Award Gadget Nation Awardを受賞。

その後、10月下旬から、Kickstarterでもクラウドファンディングを開始し、1週間あまりで目標額を達成しました!
今でも展示会にQooboを出展すると、必ず誰かが注目したり、なでてくれます。
「ペットを飼いたくても飼えない人の為のしっぽクッション」というQooboのコンセプトは、世の中に広く受け入れられるものなのだと実感しています・U・